経営難によって生徒の募集を停止していた和歌山南陵高校の野球部が、10人の3年生で構成されたチームで全国高校野球選手権和歌山大会で初戦を突破しました。
そこで、和歌山南陵高校の新校歌の歌詞が、野球の試合で流されたことで公になり、歌詞がヤバいと話題になりました。
なんと、校歌をレゲエアーティスト3名に依頼したそうです。
今回は、和歌山南陵高校の新校歌の歌詞について、解説していきます!
和歌山南陵高校の新校歌の歌詞
和歌山南陵高校の新校歌の歌詞はこちら。
イントロ
(イエーイ イエーイ イエーイ
和歌山南陵高校 進め やれる やれる やれるさ
和歌山南陵高校 オーオー イエイ
INFINITY16 WARSAN 横川 翔 一歩前へ)
一歩前へ 今
手をつなぎやれること
一歩前へ 今
夢掴め 今今今
一歩前へ 進もう笑おう
一歩前へ 一歩前へ 一歩 一歩ずつ進め
誰かが言ってた一歩一歩
進んでいく事がきっとヒント
たまに戻るかも2歩3歩
その度にやんのさ2度3度
汚したくないこのスニーカー
汚れた分、前進んだ
ちゃんと靴紐は結んだ
がむしゃらに走ってけ
泥だらけのスニーカー 履いて旅しようぜ
くだらないことも 笑いに変えようぜ
たくさんの希望に 胸鳴らしてこうよ
仲間と腕組んで 夢つかみ羽ばたけ
もっと前進 もっと前進 もっと魂を燃やし前進
「きっと上手くいかねーし…」
なんて言ってちゃ始まらねーし
そして誠実 それに真実 毎日仲間たちと追求
持った鉛筆で書いた連日
この言葉は色褪せないし
大事な 大事な 夢を諦めたりはしないから
目指して 目指して ひたすら突き進めばいいのさ
大した 大した事じゃないよ失敗の多さは
人の一生なんて短いなら 図太く生きてやれ
泥だらけのスニーカー 履いて旅しようぜ
くだらないことも 笑いに変えようぜ
たくさんの希望に 胸鳴らしてこうよ
仲間と腕組んで 夢つかみ羽ばたけ
何度だって 何度だって 立ち上がってけ
不安になったて 一心不乱にやっちゃって
悲しい出来事や いろんな悩み事
これから先もずっとあるだろう
それでも誰もがいつも 周りに
家族と呼べる友達持ってる
夜が明けりゃ明日が待ってるから
一歩前へ 今
手をつなぎやれること
一歩前へ 今
夢掴め 今今今
一歩前へ 進もう笑おう
一歩前へ 一歩前へ 一歩 一歩ずつ進め
泥だらけのスニーカー 履いて旅しようぜ
くだらないことも 笑いに変えようぜ
たくさんの希望に 胸鳴らしてこうよ
仲間と腕組んで 夢つかみ羽ばたけ
従来の校歌とは全く違うテイストの歌詞ですが、背中を押されるような前向きで優しい言葉が印象的ですね。
【動画】和歌山南陵高校の新校歌
次に、動画で校歌の曲調を確認してみましょう。
試合の際に流れ、話題を呼んだのはこのシーンです。
公式サイトに載っているフルバージョンはこちらです。
校内では、2024年6月7日に、新校歌のお披露目LIVEも行われたようです。
学校関係者だけでなく、地域住民も参加し200人が会場に集まったとか。
しかし、校歌といえば、音楽の先生や生徒による伴奏がつきものですが、ピアノではカバーできなさそうですね。
作詞作曲者は誰?
和歌山南陵高校の校歌を作詞作曲したのは、以下の3名だと公式サイトに書かれています。
- 作詞:横川 翔 WARSAN
- 作曲:INFINITY16
それぞれの人物はどんな人なのか、解説します!
和歌山南陵高校の校歌の作曲者:INFINITY16
INFINITY16は、1994年から神奈川県横浜市を拠点に活動する、レゲエサウンドシステムです。
湘南乃風で活躍している若旦那さんやSHOCK EYEさんがもメンバーだった過去があります。
現在はTELA-C(テラシー)さんが1人で代表をしており、日本のレゲエ・ミュージシャンが所属する事務所のようになっています。
和歌山南陵高校の校歌の作詞者:WARSAN
WARSANは、TikTokLIVEクリエイターとして活動しています。
レゲエやラップをフリースタイルでLIVE配信している、注目のシンガーです。
熊本市中央区にあるかまぼこのお店「和田蒲鉾店』」の3代目でもあります。
和歌山南陵高校の校歌の作詞者:横川 翔
横川 翔さんは、長崎県を拠点に活動する歌い手です。
校歌を歌っているのは、横川翔さん本人だということが本人のリツイートによって分かりました。
和歌山南陵高校の校歌を変えた理由
和歌山南陵高校の甲斐三樹彦理事長によると、「学校を再建するにあたり、子どもたちに興味を思ってもらえるように。」との思いで校歌のリニューアルに踏み切ったそうです。
というのも、和歌山南陵高校は経営難に陥っており、生徒の募集を行っていません。
そのため。今の全校生徒は18名のみで、そのうち10名が野球部です。
和歌山南陵高校は今回、再燃発起して滞納金はすべて支払い、校内の環境の整備に踏み切りました。
和歌山南陵高校を運営する「学校法人南陵学園」は、教職員への給与が未払いになっていたり、住民税が滞納されていたりなど、問題が多くあったそうです。
そんな中、コンサルタント会社の代表である甲斐三樹彦さんを理事長として迎え、「ずたぼろ状態」だと言われていた学校を建て直していきました。
和歌山南陵高校の新校歌に対する世間の反応
和歌山南陵高校の新校歌に対する世間の反応を集めました。
正直マジで好き
引用:YOUTUBE
校歌というより高校野球応援ソングの方がしっくりくる
引用:YOUTUBE
生徒さんたちも歌ってるし、歌いたくなる校歌は全て素敵だ。応援席がまた素敵だ
引用:YOUTUBE
今までにない校歌でしたが、世間からは好評な声が多いようです。
学校の再建がうまくいき、環境が整って行くといいですね。
まとめ
和歌山南陵高校の新校歌の歌詞についてまとめました。
学校の再建にあたり、応援メッセージ性の強い新校歌は、多くの人を感動させ元気づけているようです。
和歌山南陵高校の野球部は、前述した通り3年生だけで構成されているため、負ければそこで終わり。
しかし、勝ち進めば甲子園に行ける可能性も高いです。
甲子園球場で、新校歌が聞けるといいですね!
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