宮田笙子が喫煙したのはなぜ?パリ五輪の代表辞退!選手生命はどうなる?

宮田笙子パリ五輪辞退

宮田笙子さんは、2024年7月26日にはじまるパリ五輪の19歳の女子体操選手の1人です。

しかし、パリ五輪の代表を辞退する事となってしまいました。

宮田笙子さんは、なぜ喫煙したのでしょうか?

今回は、宮田笙子さんが喫煙したのはなぜかについて、解説します。

目次

宮田笙子の喫煙はなぜバレた?

引用:Instagram

宮田笙子さんは、パリの五輪代表として注目されているため、ふとした瞬間にカメラや動画で捉えられてしまった可能性が高いです。

内部の関係者からリークされた可能性もゼロではありません。

証拠となる写真は公にされていませんが、上記の2点で喫煙行為がバレた可能性が高いといえます。

宮田笙子の喫煙は、海外の法律に則らないの?

日本の法律では喫煙は20歳を過ぎてから。

成人はしているものの、19歳での喫煙は違法に値するためからか、日本では問題になってしまっています。

しかし、宮田笙子さんは、パリ五輪に備えて合宿地のモナコにて練習中でした。

モナコもそうですが、アメリカやヨーロッパ各国は、喫煙は18歳から可能です。

日本の法律の効力について、こんな記述があります。

法律は、原則として、日本国内の領土の全域にその効力を及ぼします。この「領土」は、領海、領空も含む広義の領土を意味するものです。したがって、日本の領海上や領空上で国内法に違反する行為をすれば、国内法が適用され、処罰できます。これに対して、海外で国内法に違反する行為をした場合には、原則として国内法が適用されないので処罰できません。

引用:参議院法制局

上記のとおりなら、宮田笙子さんの喫煙は違法にならないのでは?と思いますよね。

しかし、例外があるとのことです。

それは、「代表行動規範」にあることを守らなかった場合です。

代表行動規範は、チームJAPANとして、オリンピズムの根本原則を理解して行動することを目的に立てられています。

代表行動規範には、以下の決まりがあります。

1. オリンピズムの根本原則を理解し、行動すること。

2. 日本代表選手団編成方針、および大会主催者、JOC、組織委員会が提示する規程や ガイドライン、ルール等を遵守すること。胸に日の丸をつけた公人であることを自覚し、すべてにおいて規律ある行動をとること。

3. 人間力の向上に努めること。
アンチ・ドーピングの理念への理解を深め、インテグリティ(誠実性・健全性・高潔性)を確保し、行動すること。

4. フェアプレーの精神を重んじ、競技を通じて世界の人々に夢や感動、希望をもたらし、 同世代の模範となるように努めること。

5. 世界各国・地域の選手団や、大会開催地の人々との友好と親善を心がけること。 6. オリンピック・ムーブメントの先導者として、その推進に貢献し、スポーツの価値を 未来の子供たちに伝えていくこと。
公人としてのあなたの行動は、すべての人々に、常にどこかで見られていることを
忘れてはなりません。

※本行動規範の遵守は、団長以下、役員、監督、コーチ、選手を含む全ての選手団員に
求められるものです。

引用:TEAM JAPANとしての行動規範

今回、宮田笙子さんは上記の規約に違反した疑いがあるとして、モナコから帰国し、事実確認することになりました。

結果はどうなるか、待つほかないですが、オリンピックに関わるため、世界からの反応によっても変化する可能性はあります。

また、喫煙が場所がそもそも日本である可能性もあり、その場合は違法となり、日本選手代表から追放になる可能性も考えられますね。

宮田笙子が喫煙したのはなぜ?

喫煙する要因は、好奇心やストレスなど、人によってさまざまです。

宮田笙子が喫煙したのはなぜか、世間の反応を交えながら解説します。

ストレスとプレッシャー

オリンピックに出るまでの緊張感は、計り知れません。

大きなストレスやプレッシャーに打ち勝つために喫煙していたのかもしれませんね。

中学から単身移住

宮田笙子さんは、体操のために実家の京都から福井に移住し、1人で暮らしていた過去もあるそうです。

あとからお母さんも追って来て、2人で暮らしていたそうですが、1人で暮らしていたときは精神が安定しないときもありました。

13歳前後で一人暮らしは、ストレスがや不安が溜まるのも仕方ないですよね。

喫煙は、その頃から覚えたのかもしれません。

また、高校生生活は2020年から2023年と、コロナ禍真っ只中だったこともあり、ストレスがさらに拍車を掛けていたことも予想されます。

パリ五輪の代表剥奪?選手生命はどうなる?過去の事例

過去のオリンピックの日本代表選手や関係者が問題になったケースは、以下のような事例があります。

・1984年 ロサンゼルスオリンピック 水泳の男子選手5名が大麻使用で永久追放。

・2002年 ソルトレイクシティオリンピック スキー距離代表コーチがオリンピックの警備担当者に重厚を向けたとして厳重注意。

・2010年 バンクーバーオリンピック スノーボード男子ハーフパイプの代表選手国母和宏さんが腰パンでネクタイを緩めた服装でJOCの服装規定に反するとして注意を受けた。

・2014年 仁川アジア大会 競泳男子代表冨田尚弥が会場で韓国メディアのカメラを窃盗。
 JOCが日本選手団から追放。

・2018年 平昌オリンピック スピードスケート・ショートトラック男子代表の斎藤慧さんが、ドーピングに引っかかり資格停止。

・2018年ジャカルタ・アジア大会 バスケットボール選手の男子4名が公式ウェアを着用したまま繁華街をうろつき、買春行為で代表認定取り消し。

「日本の代表として恥ずかしくないように」と言った意味合いが込められている規定のため、法律厳守は当たり前ですが、モラルも図られます。

しかし、過去の事例から見ると2010年の国母和宏さんに関しては、橋本聖子団長が競技について「私がすべて責任を負う」という条件で、独断で出場を許可されています。

会見では反抗的な態度で「反省してまーす。」と言っていたのは、記憶にある人も多いのではないでしょうか。

しかし、今回宮田笙子さんは、パリ五輪一週間前に辞退する形になってしまいました。

まとめ

宮田笙子さんがなぜ喫煙したのか、選手生命はどうなるのかについて解説しました。

チームの主将も努めていた宮田笙子さんですが、パリ五輪を目前に辞退となってしまいました。

今後、日本の体操女子チームはどうなってしまうのでしょうか。

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